パケット・トリック―手品から超不思議現象まで

パケット・トリック―手品から超不思議現象まで
マックス・メイヴェン
パケット・トリック―手品から超不思議現象まで
定価: ¥ 3,780
販売価格: ¥ 3,780
お勧め度:
発売された日: 2005-07
発売先: 東京堂出版

質と量に満足
かなり以前、「松田道弘のマニアックカードマジック」の巻末の参考文献に、
本書の原書( Focus )が紹介されているのを見て以来、ずっと気になっていました。
Max Maven( Phil Goldstein )氏は日本でも有名なマジシャン。
私に限らず、本書の邦訳を待ち望んでいた人は少なくないはずです。

ツィスティング・ジ・エーセス、コレクター、ユニパーサルカード、カードアクロス、オイル&ウォーター、4エースアセンブリ・・・
・・・といった、カードマジックの多岐に渡る現象を、
一人でこれほどカバーしていることに驚きます。
そして解決方法のエレガントさにも。
ほとんどの作品が、レギュラーカードのみを使って演じられること、
また60作品というボリュームも魅力的です。

裏が表になる(またはその逆)、裏の色が変わる、という類いの現象がかなりを占めるので、
通して読むと、正直、さすがに食傷気味になりますが、
どの作品も水準が高く、そのなかにさらに大傑作が含まれていますので、
じっくり取り組むことをお勧めします。


とてもお得です!
大学生の時に、パケットを個別に購入したものがいくつか入っています。それだけでも、ゆうに5000円は超えていることでしょう。
わかりやすい現象が多くて、大変にお薦めです。
持ち運びも楽ですから・・・是非ともお友達などに演じてみましょう。

パケットだけでもない
半分ほどですが手順を追うことができました。
パケットトリックで使う基礎的な技法(エルムズレイ・カウント、ハーマン・カウント、アスカニオ・スプレッド、ジョーダン(ヨルダン)・カウント等)に慣れていた方がさくさく読めます。
もちろん、これらの技法の名前が出てくるたびに練習しても良いのですが。
基本的にはカードの裏や表の変化現象が多いのですが、中には「捕獲(p45)」のように、デックを使ったものもあります。
説明は簡潔要を得たもので、挿絵も豊富です。
ただ、飛ばし飛ばし読んでいると、知らないテクニックに出くわしたときに前の頁に戻らなければならなかったりするので、頭から一つずつ手順を追っていったほうが良さそうです。
解説が重複するような手順の場合は挿絵もない場合が多いですし。
地味にありがたいのは、手順の途中のカードの順番が割と頻繁に説明されていることです。こういった細かい気遣いのある本は良いですね。